定住者ビザの基礎知識
定住者ビザとは?
具体的に日本人配偶者等の在留資格をもつ方が離婚したので定住ビザを取得するものやすでに日本で永住者や日 本人配偶者として生活している方が、海外現にいる子供や、高齢になってしまった親を日本に呼んで一緒に生活する ものが対応になっております。
定住者ビザ取得の為の要件
基本的要件
※犯罪歴、税金の支払、交通違反、社会への貢献の有無等が考慮されます。
A独立して生計を営むに足りる資産または技能を有することB法務大臣が、その者の永住が日本の国益に合致すると認めたこと
ただし、日本人及び永住許可を受けている者等の配偶者や子供については、前記@及びAの要件は必要とされません。
)その他の要件
※留学生として入国して、その後就職している者については、就労ビザに変更後5年以上日本に在留していることが必要です。
A日本人の配偶者、永住許可を受けている者の配偶者については、結婚後3年以上日本に在留していること
※海外において婚姻、同居歴のある場合は、婚姻後3年以上経過し、かつ日本で1年以上在 留していれば要件を満たします。ただし、正常な婚姻生活をしていること、すなわち婚姻生活が 破綻していないことや、別居していないことが要求されます。
B定住者の在留資格を有している者については、定住許可後5年以上日本に在留していること
C現に有している在留資格について、入管法施行規則別表第2に規定されている最長の在留期間をもって在留していること
※人文知識・国際業務ビザ、技術ビザ、日本人の配偶者等ビザの場合は、3年の在留期間を有している必要があります
D外交、社会、経済、文化等の分野において日本への貢献があると認められる者については、5年以上日本に在留していること
※科学技術研究者として活動し、科学技術誌に研究論文数十本を発表した実績が日本の 科学技術向上への貢献があったものと認められた場合(在留歴9年5月)、日本のアマチュ アスポーツ選手として活躍し、その間にW杯への出場やスポーツ指導者として日本のス ポーツの振興に貢献があったものと認められた場合(在留歴7年7月)、音楽分野の大学教 授として日本の高等教育活動に従事し、その間、無償でアマチュア演奏家を指導するなど、 日本の教育や文化の振興に貢献があったものと認められた場合(在留歴5年10月)が該当します。
定住者ビザ申請の注意点
定住者ビザを取得するためには、前記の要件を有していることを書面において十分に立証しませんと、ビザを取得することは困難です。
日本に在留する外国人の方は、入管の各種ビザ申請に際しては、原則として本人自らが地方入国管理局(入管局、支局、出張所)などに出向き、 申請等の書類を提出しなければなりません。
定住者ビザは3年間、または1年間のビザを取得することができます。
定住者ビザ申請の流れ
申請書類の作成、その他必要書類を揃える
招へい機関の概要を明らかにする資料 | ||
卒業証明書及び職歴その他の経歴を証する文書 | ||
活動の内容、期間、地位及び報酬を証する文書 |
入国管理局へ申請
(後ほどこのハガキで通知が来る)
結果の通知
入国管理局での手続き
外国人登録窓口での手続き
必要な書類
申請に必要な書類
定住者ビザ新規申請時の必要書類
ア. 戸籍謄本
イ. 婚姻証明書
ウ. 出生証明書
エ. 死亡証明書
経費支弁能力を証明する書類
(1)本人が経費を支弁する場合(ア−ウのうち一つ又は複数)
ア. 本人名義の預金残高証明書等、日本で払い出し可能な資産があることを証明する書類
イ. 雇用予定書
ウ. その他、経費支弁能力を証明する書類
(2)本人以外の者が経費を支弁する場合(ア−エのうち一つ又は複数)
ア. 住民税 又は 所得税の証明書
イ. 源泉徴収票
ウ. 確定申告書の写し
エ. その他、経費支弁能力を証明する書類
(3)日本に住む身元保証人の身元保証書
定住者ビザ更新時の必要書類
2. 経費支弁能力を証明する書類
(1) 本人に収入がある場合
a.在職証明書
b.年収と納税額を証明する書類(ア−ウのうち一つ)
ア. 住民税 又は 所得税の証明書
イ. 源泉徴収票
ウ.確定申告書の写し
(2) 本人に収入がない場合
a.扶養者の在職証明書
b.扶養者の年収と納税額を証明する書類(ア−ウのうち一つ)
ア.住民税 又は 所得税の証明書
イ.源泉徴収票
ウ.確定申告書の写し
c.日本に住む身元保証人の身元保証書
申請書類作成時の注意点
A提出書類が外国語のものであるときは、訳文を添付してください。